「命を巡らせるということで『循環葬』。ご遺骨を細かくパウダー状にして土の中にそのまま入れる。ご遺骨が栄養として周りの全体の木の栄養になっていく。自分の命が森の命となっていくという形をつくりたいと思っています」
『循環葬』。耳慣れない言葉ですが、火葬した遺骨を丁寧に砕き、森林の土の中に入れ、自然に還すというもの。墓石などは置かず、エリア一帯が弔いの場となるイメージです。
MBSニュース「自分の命が森の命に」新たな終活の選択肢『循環葬』 考案者「あなたもこのお墓に入るのよ」と言われたときに違和感「選択肢のひとつになれば」
https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2023/07/095705.shtml
(上記サイトから一部抜粋)
大阪府能勢町にあり、古くからの霊場としても知られる日蓮宗の寺院「能勢妙見山」に、2023年新たな樹木葬が誕生しました。
その名も「循環葬」。
墓石を建墓する一般墓よりも樹木葬を選ぶ人の方が多いとも言われる現在、樹木葬は珍しいものではなくなっていますが、この循環葬は、自然に還ることが大きな特徴です。
実は多くの樹木葬は、一般墓と同じように「カロート」と呼ばれるお骨を収めるスペースがあり、お骨を直接土の中に埋葬して、自然に還りたいと願う人にとっては、イメージが違うという場合も少なからずあるのです。
里山や山林の墓域に”直接”埋葬するタイプの樹木葬は、首都圏、関西圏の樹木葬のうちのわずか5%程度ではないか(樹木葬入門調べ)とも言われています。
自分に合った樹木葬選びのために、実際の見学して比較することが大事ですね。