近年、新しい埋葬方法として注目されている「樹木葬」

森の墓苑(もりのぼえん)

自然保護団体によって運営されている樹木葬墓地「森の墓苑」

森の墓苑は、自然保護団体によって運営されている樹木葬墓地であり、自然再生の活動に賛同し、協力したい方が対象となります。

墓地自体も実際の土砂採掘跡が敷地となっていて、かつて開発で失われた森を再び豊かな自然の森に戻すというコンセプトの樹木葬墓地です。

個人用の区画と合葬用の区画の2種類が用意されており、どちらも管理費不要です。宗教は不問であり、全区画でペットと一緒に入ることができます。

自然に任せられるので、供養はされません。

森の墓苑の特筆すべき点としては、将来樹木葬墓地の敷地が豊かな森に戻った時には森の中に立ち入ることができなくなり、入り口から参拝することになるということです。

このことからも自然再生を念頭に置いた樹木葬墓地であることがわかります。

【住所】 千葉県長生郡長南町市野々815-2
【費用】 65万円(個別墓/ひばり)
【特徴】 埋葬場所の眺めがよく高い場所へいくにつれ、料金が上がるシステム

かつて開発で失われた森を再び豊かな自然の森に戻す自然再生活動のための樹木葬墓地


森の墓苑は、公益財団法人日本生態系協会という自然保護団体によって運営されている樹木葬墓地です。

暮石の代わりに在来の木を植えて生物とともに育んでいくことにより、かつて開発で失われてしまった森をもう一度豊かな自然の森へと戻すというコンセプトで運営されています。自然再生の活動に賛同し、協力したいという方が対象となります。

森の墓苑は房総丘陵の美しい里山にあり、渡り鳥のサシバやフクロウが子育てをしたり、小川にはゲンジボタルも自生しているとのこと。

開発によって森の一部が失われてしまった場所に、墓石ではなく森の墓苑周囲に自生している樹種の苗木を植えて、野草とともに育てられます。

苗木は自然に任せられて、春にはヤマザクラが花を咲かせ、秋にはコナラのどんぐりがなる明るい林になります。

そして50年後には常緑のスダジイなどが成長し、房総丘陵の古くからの風景、濃い緑に輝く永遠の森になるでしょう。

また、森の墓苑の周囲約2ヘクタールの面積の自然の森もトラスト地として取得されており、墓苑と同様に美しい森として将来にわたって守られ続けます。

埋葬場所の眺めがよく、高い場所へ行くにつれて料金が上がるシステム


森の墓苑では、埋葬される場所によって料金が変わることが特徴です。より眺めがよく、高い場所へ行くにつれて料金が上がっていくシステムです。

面積約1.5㎡の区画に遺骨を埋葬し、この地域に自生する樹種を植樹します。

原則として1区画に2名まで入ることが可能です。

2区画分を使用して、より大きく育つ高木を植える高木区画も用意されており、この区画は4名まで入ることができます。

全区画について、高木区画は各料金の倍額となっています。最も安い個別墓「ひばり」の費用は65万円、最も眺めの良い個別墓「みそさざい」の費用は200万円です。

合葬墓の最安は30万円となっています。

個人用の区画、合葬用の区画どちらも管理費は不要であり、宗教不問で入ることができます。

全区画においてペットと一緒に入ることが可能ですよ。

将来森になったら、森の中へ立ち入りはできず入り口から参拝する


花立てや供物台、記念物などの人工物は定められた場所でのみ設営でき、お参りが終われば持ち帰ることになります。

また、お供え物についても同様であり、野生の生き物を誘引する可能性があるため必ず持ち帰らなければいけません。

切り花はそのままにしていくことが可能ですが、スタッフが後日撤去してしまうそうです。

森の墓苑は、樹木葬墓地が将来自然豊かな森になった時には、森の中に立ち入ることはできず入り口から参拝することになってしまうのが大きな特徴です。

埋葬後にもしっかり参拝したいという方には不向きな樹木葬墓地かもしれません。

森の墓苑の樹木葬を購入した方の口コミ・評判を集めてみました!




自然保護を目的とした樹林墓地

環境は抜群に良い。静かに眠れる感じはする。森になる時間が悠久に感じられる。
新しく開発されたので、今は綺麗。今後森にしていくので、森林保全業務が必要だろう

引用元:https://www.e-ohaka.com/


→森の墓苑は千葉県にある墓苑であり、その樹木葬は他の霊園にはないような非常に珍しいタイプのものです。

自然保護団体によって運営されている森の墓苑は土砂採掘跡に建てられており、かつての美しい自然を取り戻す事を目的とし運営されているため、霊園はまだ未完成の状態にあるのです。

口コミの投稿者の方のように自然保護に共感された方や、これから年月を追う毎に美しく様変わりしていく霊園の変化を楽しみたいという方には、森の墓苑は非常におすすめです。

墓地の紹介

森の墓苑
森の墓苑の樹木葬を紹介しましたが、個別墓にも魅力があります。自分好みの樹木を選ぶこともでき、低木で17種類、高木では6種類から選ぶことが出来ます。

住所:千葉県長生郡長南町市野々815-2
電話:03-5951-0244



 

森の墓苑の樹木葬の詳細情報



概要


タイプ:里山型 個別・共同
アクセス:市原鶴舞ICから8km JR茂原駅から16.5km
駐車場完備

施設:見学、墓参は事前の予約が必要。事前連絡なしの場合には閉門している場合もあるので注意。

費用
・個別 ひばり1人目65万円~、みそさざい200万円 2人目以降10万円(1区画最大2~4名)
・共同 こなら1人30万円~りんどう40万円
継続した費用:生前管理料4,800円~12,000円/一区画あたり・年間 
※墓地使用を希望するものが生前の間のみ必要、その他契約時に保証金が必要、木を植えることのできる区画は倍の面積、倍額となる。

宗教:不問、永代供養なし

休日:開園は原則土日祝のみ 9時〜4時
ペット:飼い主と同一区画に埋葬可能(埋葬費2万円)

全体の雰囲気


森の墓苑は砂利採取場を自然に還すというコンセプトで作られた樹木葬墓地。公益財団法人の日本生態系協会が経営、運営するだけあって自然再生へのこだわりも相当なもの。植物のチョイスも自生の種子からという徹底ぶりで、その分お値段も高め。

オプションで申込区画に木を植栽することもでき「樹木葬では自分のメモリアルツリーを植樹したい」という考えの人にはぴったりだ。平成27年開園なので今の時点ではまだ木々は疎な状態。0.6haほどの土砂採取場の名残がのこる墓地の周囲は木々に囲まれていて、地域の静寂さもあり、とても落ち着いた空間。長期的には墓地管理を終了し、山林となる。


交通アクセス


公共交通は期待できないので、自家用車が必須。

墓地の形状と目印


森の墓苑は土砂採取場を生かした形状で、埋葬のための地下施設はない。
区画の種類と面積は多様で、1.5m2程度を基準に眺めの良さなどでランク付けされていて、自分にあったサイズ感、費用で選択できる。

高木を植えることのできる区画は2区画しようするために倍額となる点を注意したい。目印は木製のプレートで自然回帰へのこだわりが見える。

埋葬


森の墓苑では区画内の任意の箇所(遺族が指定できる)に係員が専用スコップで穴を掘る。遺骨を収骨容器から取り出し、布に包んでから埋葬する。

樹木と管理


日本生態系協会は自然の保護、トラストをおこなってきた団体で、植物の専門知識は随一。運営墓地の申込費用により在来種を適正に育てるという試みはユニークで、またこうした団体であるからこその説得力がある。

申込みから30年までは墓地管理がなされるが以降は再利用もしないが墓地管理もしないと明言しているので、普通の墓地の延長線で考えることは難しい。

墓参・使用権


通常開園しているのは土日祝のみということ、管理の期限などを考えると墓参を前提に仕組みが設計されていない。自分のための墓地という方にお薦めしたい。

使用権


使用権に期限は設けられていない。埋葬後30年は下草管理を行うとしている。

供養


なし

その他


森の墓苑はアクセスも良いとはいえず、費用も少々高めだが、森づくりの理想が詰まった樹木葬だ。将来はお墓として機能しない点は散骨に近いかもしれない。自然に親しんだ方のみならず、生前の財産の一部が森づくりに活かされることに意義を見出す「トラスト運動」として理解できる方におすすめしたい。