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首都圏で増える樹木葬
1999年に岩手県(祥雲寺・現在は知勝院)で発祥した樹木葬ですが、今や日本全国に広がっています。首都圏でも、2005年頃に、木更津市(真光寺)や町田市(桜葬)などで樹木葬が見られはじめ、今では、数多くの樹木葬が見られるようになりました。
しかし、樹木葬と一口で言っても、その形態は様々です。このページでは、写真を参考にしながらその形態の違いを比較します。樹木葬を選ぶ時の参考になればと思います。
①里山型
山林をそのまま、あるいは間伐した土地を墓地として利用する方法です。樹木葬発祥の祥雲寺はこの形態ですが、アクセス可能な広大な山林が必要になるために、首都圏では見られません。
②樹林型
山林ではない場所に墓地の運営の結果、植樹を行い将来的には樹林を目指す方法です。
真光寺(千葉県木更津市)
森の墓苑(千葉県長生郡長南町)
③ガーデニング型
西洋型の墓石の周囲に花壇などをあしらい、樹木葬と呼ばせるタイプです。
都立小平霊園(東京都小平市)
④シンボルツリー型
一定の敷地を共同墓として、そこに一本から数本シンボルツリーを配置するタイプです。